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うぱ×れんのラブラブ♡ホモ充生活

第14章 にゃー

れんがコンビニでタピオカを買い、うぱも結局アイスを買った。
れんは目的が決まっていたため、先に会計を済ませ、外で壁にもたれ、座りこみ、飲み始める。
「にゃー」
「、、ん?」
れんが声がしたほうを見る。
右にも左にも何もいない。
気のせいだったのか?と、思い、ストローに唇を近づけると、また、
「にゃー」
今度は真下から。
目を向けると、
「うわっ、、びっくりした」
そこにいたのは手のひらに乗るくらいのちいさな黒猫。
愛くるしい瞳でれんを見つめる。
「にゃー」
「、、、腹、、減ってんのか?」
れんが人差し指で黒猫の小さな頭を撫でる。
すると黒猫はれんの指に頬ずりしてきた。
「うわ、、めっちゃやわらけぇ、、」
「れんーごめん、混んでてーー、、、って、え?」
「あ、うぱ。なんかコイツ、よってきたんだけど、、」
れんが撫でながら言う。
「飼ってm」
「だめ」
うぱがれんの言葉を妨げる。
「なんで?」
「なんでも。もとのところに返してきなさい」
「なんで駄目なんだよ?!腹減ってるんだよ!家がないんだよ!うぱは、、、見捨てるのか?」
「、、、」
言い返せないうぱがいた。

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