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うぱ×れんのラブラブ♡ホモ充生活

第17章 ふたご座流星群

「、、、れん?」
抱きしめられたまま、うぱがれんに問いかける。
染めた髪の毛の隙間から見える耳にはいくつかのピアスがついている。
女装もしていないのにうぱがプレゼントしたピアスがハマっている。
うぱはれんの背中に右手を回し、左手で頭を撫でる。
サラサラと落ちる髪の毛がうぱの顔にあたり、くすぐったそうにする。
「、、不安になるじゃん、、」
れんがポツリと言う。
「、、なにが?」
うぱの胸にうずめていたれんの顔を両手で顔と向き合わせる。
目があった瞬間、れんの瞳から一雫の水が頬に向かって伝っていった。
それをうぱが親指で拭き取り、
「、、なにが?」
もう一度優しく聞いた。
「、、やっぱり、うぱは俺なんかより違う子の方が良いのか、って。、、今だって教えてくれないのはその子のことを願ったから教えてくれなかった、、の、、かも、、うぐっ、、」
「そんなことあるかあああ!!」

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