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恋した相手は痴漢です

第1章 契約

「ん~・・あ~・・いっ・・言えないよぅ・・」

「言えないようなことしたんだぁ?」

「ねぇ・・さっきからずっと思ってたけど、遥君のイメージが車が壁に激突するほどの勢いでこわれていくんだけど」

「あそぅ・・よかったね。本当の僕に会えて・・フフ」

ふふって・・

楽しそうなニコニコ顔
「ねえ、僕が力になるよ」
どきんっと高鳴る心臓

「・・どういう意味?」

「助けてあげる」
「・・・どうやって?」
「契約してよ僕と」
「・・?・・」

「会社買い取りなおしてあげる・・その代わりぼくのものになって」
「////」
「ね?いいでしょ?ずっと僕のでいてよ。大事にするから」

甘い誘いには裏がある・・・

優愛はこの時、天にも昇る気分で承諾する
神は見捨ていない・・と・・

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