恋した相手は痴漢です
第1章 契約
無事に終わる終了式
目指すは図書館・・
お気に入りの天文書が列ぶ棚で背表紙を眺める
鼻歌を歌いそうなほどにご機嫌な優愛
入り口から遥が入ってくる
優愛と目が合い、優愛は遥に向かった
軽く抱きしめられ、肩に腕を回され移動する・・
繁華街の光景がリフレインする
あの時も肩に腕回してたな・・
心臓がずきっと痛んだ
気持ちを切り替え、遥と正門へ向かった
あの時送ってくれた執事がきちっと立ち、ドアを開けてまっていた
「遥くんって、お金持ちだよね・・・」
「・・・そーだね」
いつもの笑顔なんだけど、一瞬冷えた笑みに思えた
きのせい?・・・
ふかっと気持ちのいいソファ席に緊張しながら遥の隣に座った
「どこにいくの?」
「どこでしょう?」
「ふふっ。遥くんって、面白い」
「優愛は、見ていて小犬みたいで可愛いね」
誉められたか定かでない発言なのに、顔が上昇した
「優愛ってさ、僕の事好きって反応しめすよね」
またも顔が赤く火照る
ば・・・バレてる・・
「うっあっんっあっ」
「喘いじゃダメだよ」
人差し指で優愛の唇に触れてしーっとポーズした
「////」
普段気兼ねなく話せるのに、素直な直球の言葉を言われると
恥ずかしさで話せなくなってしまい、気持ちを素直に伝えられない
車は静かに停止した。
「遥様、着きましたよ」
「あーそぅなんだ。ありがとう」
執事にも笑顔の遥
まだ心臓が高鳴る優愛は、手が汗ばむ
ゆっくりアスファルトの地面へローファーの靴底を下ろす
着いたのは、メルヘンチックなアパート
玄関の縁取りは金で草のツルのよう
建物はパステルブルー
白い玄関は可愛らしい
目指すは図書館・・
お気に入りの天文書が列ぶ棚で背表紙を眺める
鼻歌を歌いそうなほどにご機嫌な優愛
入り口から遥が入ってくる
優愛と目が合い、優愛は遥に向かった
軽く抱きしめられ、肩に腕を回され移動する・・
繁華街の光景がリフレインする
あの時も肩に腕回してたな・・
心臓がずきっと痛んだ
気持ちを切り替え、遥と正門へ向かった
あの時送ってくれた執事がきちっと立ち、ドアを開けてまっていた
「遥くんって、お金持ちだよね・・・」
「・・・そーだね」
いつもの笑顔なんだけど、一瞬冷えた笑みに思えた
きのせい?・・・
ふかっと気持ちのいいソファ席に緊張しながら遥の隣に座った
「どこにいくの?」
「どこでしょう?」
「ふふっ。遥くんって、面白い」
「優愛は、見ていて小犬みたいで可愛いね」
誉められたか定かでない発言なのに、顔が上昇した
「優愛ってさ、僕の事好きって反応しめすよね」
またも顔が赤く火照る
ば・・・バレてる・・
「うっあっんっあっ」
「喘いじゃダメだよ」
人差し指で優愛の唇に触れてしーっとポーズした
「////」
普段気兼ねなく話せるのに、素直な直球の言葉を言われると
恥ずかしさで話せなくなってしまい、気持ちを素直に伝えられない
車は静かに停止した。
「遥様、着きましたよ」
「あーそぅなんだ。ありがとう」
執事にも笑顔の遥
まだ心臓が高鳴る優愛は、手が汗ばむ
ゆっくりアスファルトの地面へローファーの靴底を下ろす
着いたのは、メルヘンチックなアパート
玄関の縁取りは金で草のツルのよう
建物はパステルブルー
白い玄関は可愛らしい