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ヤンデレラビィ

第2章 俺の妹はヤンデレです


舞南はいきなり襲いかかってきた
包丁を振り乱し、2つに結んでる髪を激しく揺らして

「なっ!何だよいきなり!おいっ止めろよ!止めろって!!」

「お兄ちゃん、お兄ちゃん……………………!!!!!!!!!!!!」

眼はあの事件の時と同じ、いやあの時よりも狂った眼で……

「おにーちゃん!!大好きだよっ大好き!
だから、おにーちゃんがどこにも行かないように私と一緒になろ?」

「そうすればおにーちゃんは穢くならないしっ!綺麗なままだもん!!」

「ねぇ、おにーちゃん!!おにーちゃんッ!!!」


そして俺は追い込まれた
目の前には狂った舞南
その眼はうっとりと細められている
頬を上気させ息は乱れてる

「おにーちゃん……………これからはずっと一緒、だよ?」







その晩舞南はハンバーグを予定通り作った
今日のハンバーグは今までの中で一番美味しいだろうとうっとりしつつ……


俺の妹はヤンデレです--end*

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