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続・捨て犬

第14章 あたり


「ん?なぁに?

なんでも
言ってちょうだい?」





「あ・・いえ・・」




「家?」





言えねぇ・・





「い・・家に

今度
家に呼んで下さい


昔みたいに


飯・・

食わせてくださいよ」





「あ、あ~~

はいはい

そんなの
いつでもっ


エミちゃんと一緒に
いつでも来なさいな


ね、エミちゃん」





おばさんに
肩をたたかれ

エミは
ニコニコと笑って
首を縦に
振っていた




エミは
ニコニコ笑ってるのに


心のどっかで



笑ってない





俺がいた



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