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ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・

第12章 ツンデレ『涼雅』の場合・・・






そんな涼雅を見て、クスッと笑いながら勇次が頭を撫でる。



「また泣いてる・・・
可愛い涼雅・・・。
俺の前以外で泣くなよ?
そんな顔で泣いたら、襲われるぞ?」


「ばっ・・泣いて・・ねぇよ!
ってか、なんだよ襲われるって!
俺にこんなことしようと思うやつなんて、勇次だけだろ!?」



「お前・・・
ホントわかってないな・・

中学の時、お前の事狙ってる野郎共が何人いたと思ってんだよ!?

まぁ・・・

そのたんびに、俺が半殺しにしてやったけど」



「はっ??
俺が、狙われてた??」


「全く気づいてなかったんか?
どんだけ鈍いんだよお前。
中2の時同じクラスだった、林と高橋、あといっこ下の前田と平山も・・・
あとは・・・」


「も、もういい!!!!」



勇次はふんと鼻で笑うと
涼雅をまっすぐと見つめる。


「涼雅・・・
俺以外に触らせんな・・・
俺以外・・・見んな・・・」


「見んなって・・・無理だろ・・」


「俺、嫉妬深いよ?
涼雅のすべてが・・・欲しい。


好きだ・・・

涼雅・・・好きだよ・・・。」



まっすぐと見つめられ
愛の告白をされると、
なんだか涼雅はくすぐったい気分になった。



「おっ、俺も・・・」


「俺も?」


「なんだよ・・・おま・・・」


「俺も、何?」


「お前・・・ホントしつけぇ・・・」


「ん?」




「好き・・・だ・・・
ばぁか・・・いちいち言わせんな!」







甘い甘い

そんな空間。



二人はとろけるようなキスをした。






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