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ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・

第13章 万引き少年『楓』の場合・・・

「俺もね・・・実は腐男子なんだよね・・・」


「えっ??」

「彼女が腐女子だって、言ったでしょ?
彼女んちに行くとね、やらしいBL漫画とか超大量にあってさ・・

俺、最初はこんなの気持ち悪いって思ってて、嫌悪感しかなかったんだけど・・・

彼女に「偏見だ!これ全部見てから文句言え!」って怒られて、

それで見たのがきっかけ・・・
読んでたら・・・そのさ・・・
ドキドキしちゃってさ。
あぁ、腐女子の子ってこんな感じなんだなぁって・・・

それからは偏見なんてもちろん無くなったし、
むしろジャレついてる男同士の子を見てると「がんばれ!」って応援しちゃったり・・・

だから・・君と同じ。

隠しててゴメンネ?

あっ・・・でも・・・
今は違うかも・・・・

俺・・・
もっと君のこと・・・知りたいと思ってる・・・

意地悪なことも、エッチなことも

もっと・・・もっとしたい・・・

俺・・・ホモになっちゃったかも・・・」




柏木はなんだか一生懸命で・・・
さっきまでの顔とは、また別人で。
俺はなんだかキュンとしてしまった・・・。


「じゃあ・・・俺も・・一緒です。

俺も・・・柏木さんの事もっと知りたい・・
もっとたくさんエッチなこと、
してみたいと思ってる・・・
媚薬は・・・変になっちゃうから、もう嫌だけど・・・
普通の・・・セックス・・
してみたい・・・とか・・思っちゃてるし・・・」



ふわっ・・・



俺は柏木に包まれていた。
暖かい胸の中にスッポリと包まれて、なんだかドキドキして。

柏木の鼓動がとても早く鳴っているのを感じた。


「良かった・・・また会ってくれる?
えっと・・・名前・・・・」


「楓です。
今度セックスする時は・・・楓ってちゃんと呼んでください・・・」


「楓・・・。」



それからしばらく二人でのんびりしていたら、
柏木のとこの店長さんに見つかって、柏木はこってり絞られてた。




もちろん

万引きのことと、
俺たちがあの部屋でしてたことは内緒。



俺は正直に言おうと思ったんだけど(万引きの事ね)、柏木がウィンクをしながらシーってしたから・・・
黙ってた。









腐男子の俺は


今日、


めでたく


ホモになりました。












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