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ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・

第14章 ツンデレ『涼雅』の場合②・・・・酔っ払い編

勇次は後ろから涼雅をギュッと抱きしめると、うなじにキスをする。

優しい勇次の行動に胸が安らぐ。



「勇次・・・・俺・・・」


「わり・・・涼雅・・・
意地悪しすぎた・・・・
お前が、好きとか言うタイプじゃないって・・・ちゃんとわかってんのに・・・」


さっきの自分の発言が恥ずかしかったのか
火照った顔を涼雅の背中に押し付ける勇次。



背中に熱い息がかかる。




「勇次・・・・すき・・・・だよ」

ボソッと蚊のなくような声で涼雅が呟くと、
勇次は慌てて顔を起こす。


「えっ!ちょっ、あんま聞こえなかった!
もっかい、言って!」


「う、うるせぇ!
もう言わね!
あんな・・・恥ずかしい事!」


「恥ずかしい事って!
セックスん時はもっと恥ずかしい事言ってんじゃんか〜!」



「バッ、バカ!!
勇次てめぇそういうこと言うの最低だぞ!!」





今でも

セックスのあとは照れ臭い。

甘い雰囲気にはなかなか慣れなくて・・・・

つい

こんな態度をとってしまう。



そんな事を考えながら、ふとさっきの泣きそうな勇次の顔を思い出す。







「俺・・・・口下手だし、
いっつも言葉たんねぇけど・・・・

ちゃんと、勇次の事、
好きだから・・・・」




ギュッと
勇次の首に腕を巻きつけキスをする。


いつもされてばかりのキス。

チュッとついばむだけのキス。

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