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光さんはそのまま俺を抱き締めてた。

ギュッと････

強く。






光｢あの日･･････｣



急に光さんが喋りだす。

光｢お前のオナニー見た日････。俺、お前を見ながら抜いてた････。｣


｢えっ？｣



光｢それまではなんとも思ってなかったのに、あの日のお前の姿みてヤバイくらい感じたんだ････。
それから目が離せなくて、客の相手してるお前みてるとイライラして、どんどん束縛したくなって･････｣



｢････光さん････｣



キュンとする。

胸がドキドキしだす。


光｢ごめん････無理矢理････だけど、俺･･咲人の事･･･｣


｢光さん。俺･･･光さんに抱かれるの････嫌じゃなかったんです。｣


俺は光さんはを抱きしめる。さっきまで光さんが抱き締めてくれてた様に、ギュッと。


｢俺にとって光さんは憧れなんです。････最初はびっくりしました。でも、ホントに嫌だとは思わなかったんです･････｣




光｢俺の事、嫌いじゃないの？｣



シュンとしてる光さんはなんだか可愛くて、俺はつい吹き出してしまった。


｢嫌いじゃないですよ。なんか光さん、セックスの最中と全然雰囲気違いますよね。セックス中は超鬼畜だし。｣


光｢そう？｣



光さんはどうやら自覚なし。

なんだかギャップにやられる。



光さんの顔が近づく。


光さんは俺に軽くキスをする。



俺はもう逃げない。



光さんのキスを静かに受ける。


ちゅっ････






光｢逃げないの？｣








｢逃げませんよ。｣





光｢俺の事、恋愛対象じゃないんでしょ？｣








｢身体から始まる恋もあるかと･････｣




光｢それって、どういう事？｣