ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第19章 ツンデレ『涼雅』の場合・・・③すれ違い編
ガチャリ―――――
「そうだよ!!俺と涼雅は恋人同士!!
もういいだろ!
さっさと部屋に帰って。姉貴。」
すぐに部屋に戻ってきた勇次は姉に向かって堂々と恋人宣言した。
「おい・・・勇次!!」
あまりにあっさり認めるもんだから涼雅の方が慌ててしまった。
「涼雅大丈夫。
この人腐女子だから。
ホモ大好きだから。
腐ってるから!!!」
「えっ?!」
「いやーん!!義理の弟がホモなんて最高!!萌萌する~!!
そうじゃないかと思ってたのよ~!
電話のたびに嬉しそうにしてたから!!
しかも電話の相手男の子だし!
君だよね?そうだよね?
いやーん!!
さっきの喘ぎ声も最高!!
勇次君、今度は是非ハメ撮りを!!」
「は・・・ハメ撮り!?」
思わずすっとんきょんな声を上げてしまう涼雅。
「はいはい。そのうちね。
だからバレるの嫌だったのに。
電話のたびに耳元に張り付いてくるし・・・俺の部屋に聞き耳立てるのももうやめろよ?」
ため息を突きながら勇次が返す。
じゃあ・・・
電話の時に素っ気無かったのって・・・
ねぇちゃんにバレないように?
胸のつっかえが少しずつ取れていく。
「ハメ撮りしたら、ちゃんとみせてね?
リアルなの見たことないから超楽しみ~~~!!!」
ん?
ってかさっき喘ぎ声がどうとか言ってた?
さっと血の気が引いた。
「勇次・・・」
「なに?」
「このクソ野郎!!
ねぇちゃんは今日おふくろさんと食事に出かけてるって言ってたじゃねぇか!!
全部・・・・
さっきまでの全部聞かれてんじゃねぇか!!」
「あ?
そういや・・・そうみたいだな。」
ハハハっと目を泳がせながら笑う勇次。
真っ赤な顔の涼雅はポカポカと勇次を叩いた。
「いって・・・いてぇよ!
悪かったって!
ってか、姉貴が帰ってきたの気づいたけど・・・
だけど、涼雅必死に腰振ってるし、『もっと』とか言うから止めらんなかったんだよ!」
ボボボ―――――
更に顔が赤くなっていくのを感じながら・・・
だけど幸せを噛み締めながら・・・
照れたように涼雅は笑った。
嫉妬から見えた本当の愛。
愛は重く
時に残酷で
そして暖かい。
完
「そうだよ!!俺と涼雅は恋人同士!!
もういいだろ!
さっさと部屋に帰って。姉貴。」
すぐに部屋に戻ってきた勇次は姉に向かって堂々と恋人宣言した。
「おい・・・勇次!!」
あまりにあっさり認めるもんだから涼雅の方が慌ててしまった。
「涼雅大丈夫。
この人腐女子だから。
ホモ大好きだから。
腐ってるから!!!」
「えっ?!」
「いやーん!!義理の弟がホモなんて最高!!萌萌する~!!
そうじゃないかと思ってたのよ~!
電話のたびに嬉しそうにしてたから!!
しかも電話の相手男の子だし!
君だよね?そうだよね?
いやーん!!
さっきの喘ぎ声も最高!!
勇次君、今度は是非ハメ撮りを!!」
「は・・・ハメ撮り!?」
思わずすっとんきょんな声を上げてしまう涼雅。
「はいはい。そのうちね。
だからバレるの嫌だったのに。
電話のたびに耳元に張り付いてくるし・・・俺の部屋に聞き耳立てるのももうやめろよ?」
ため息を突きながら勇次が返す。
じゃあ・・・
電話の時に素っ気無かったのって・・・
ねぇちゃんにバレないように?
胸のつっかえが少しずつ取れていく。
「ハメ撮りしたら、ちゃんとみせてね?
リアルなの見たことないから超楽しみ~~~!!!」
ん?
ってかさっき喘ぎ声がどうとか言ってた?
さっと血の気が引いた。
「勇次・・・」
「なに?」
「このクソ野郎!!
ねぇちゃんは今日おふくろさんと食事に出かけてるって言ってたじゃねぇか!!
全部・・・・
さっきまでの全部聞かれてんじゃねぇか!!」
「あ?
そういや・・・そうみたいだな。」
ハハハっと目を泳がせながら笑う勇次。
真っ赤な顔の涼雅はポカポカと勇次を叩いた。
「いって・・・いてぇよ!
悪かったって!
ってか、姉貴が帰ってきたの気づいたけど・・・
だけど、涼雅必死に腰振ってるし、『もっと』とか言うから止めらんなかったんだよ!」
ボボボ―――――
更に顔が赤くなっていくのを感じながら・・・
だけど幸せを噛み締めながら・・・
照れたように涼雅は笑った。
嫉妬から見えた本当の愛。
愛は重く
時に残酷で
そして暖かい。
完