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ここはＢＬ喫茶『楽園』。

男が男を求めてやってくる。



僕はここでアルバイトをしている『ハル』。２０歳。

『楽園』で働いているスタッフは基本的にはゲイ。

店内の事は秘密厳守。

おさわりオッケー。
挿入以外はなんでもあり。
お気に入りのスタッフとイチャイチャできるお店。って感じ。

お店は会員制で厳しい審査を通った人しか入れない。



カランカラン････

｢いらっしゃいませ｣


客は入り口でお気に入りのスタッフを指名する。

｢ハル君！ご指名だよ！オプションでメイド服ご希望！急いで着替えて３番テーブルついて！｣

｢はーい！｣


オプションには色々あって、好きな制服をお気に入りのスタッフに着せたり、好きなキャラ設定できたり。



僕は素早く着替えてお客様のもとへ急いだ。


僕｢佐藤さん！いらっしゃいませ！今日もご指名ありがとうございます！｣

メイド服をきた僕はペコッと頭を下げる。

佐藤｢ハル君。メイド服似合ってる･･･。かわいいよ。｣


僕｢へへっ｣


佐藤さんは１週間前から毎日ここに通っている。
毎回必ず僕を指名してくれてる常連さん。





僕は佐藤さんが大好き！
だって佐藤さんすごいイケメンだし。
メガネをかけて知的な見た目なのに、変態なところもあるし。
言葉攻めも上手だし。


今日はどんな意地悪言ってくるのかな？

僕はドキドキが止まらない。



店内はボックス席が８席とわりとこじんまりしている。

それぞれの席には簡単なカーテンがついていて中は見えなくなっている。
もちろん声は結構漏れてしまう。