ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第7章 カラオケ店員『夏樹』の場合・・・・・
僕の名前は夏樹(ナツキ)。
18歳の高校3年生。
学校でも目立たない地味系メガネ男子。
今日はバイトの日。
街中にあるカラオケ店。
といっても深夜2時を回れば人もまばらとなる。
今は深夜4時。
あと2時間かぁ〜
お客さんもあと一組しかいないし・・・・
暇だなぁ〜
ビィーン
そんな事を思ってると正面の自動ドアが開いた。
「いらっしゃいませ。」
僕は客の顔を見て固まった。
同じクラスの高尾君(タカオ)が仲間と入ってきたからだ。
高尾君はちょっと不良。よく僕に意地悪をするんだ。
つるんでる人たちは隣のクラスの人だ。
「3人で、1時間。」
「はっ、はい。」
気付かれないように下を向きながら急いで入室の用意をする。
「ん?あれ〜?夏樹じゃん?」
ビクッ
「お前ここでバイトしてんの?」
「う、うん。」
「ふーん。うちの学校バイト禁止なのにな。」
ニヤリ
高尾君は不気味に笑う。
ヤバい・・・・・
高尾君、きっと皆に言いふらしちゃう・・・・
先生にも・・・・
どうしよ・・・・
「ビール!」
「えっ?」
「ビール3杯部屋に持ってこいよ。もちろん奢りな!」
「黙っててくれるの?」
高尾君は何も答えず入室伝票を奪って、部屋に行ってしまった。
未成年だからアルコールは提供できないんだけど・・・・・
今はそんな事言ってられない。
お金稼がなきゃならないし。