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『無題』(今現在は)

第2章 ~夜の仕事~

夜から朝方へ

流石に

お客様も居なくなり

空きの時間が出来る

軽い食事を採る

ホステスたちと春風春菜

カウンターボーイが作った

スパゲッティを頂きながら

おしゃべり

和服姿の女性も休憩する

「昔程のお客様が来なくなりましたね…これも不景気が原因でしょうが…。」

と言うカウンターボーイ

「そうね…。」

「ランチタイムの件、考えて下さいましたか?」

と以前から和服姿の女性に

お昼の時間に

ここで作って出そうと

提案を出した

元々

カウンターボーイの彼は

フレンチレストランを

経営していた

ところが

一緒に働いていた

奥さんが倒れてしまい

一人で頑張って来たが

その奥さんが病死

頑張る気力も無くなり

フレンチレストランを

閉めた

しばらく家から一歩も

出ない日が続いた

ある日の事

和服姿の女性に頼まれ

買い物をしていた

春風春菜に出会う

重たそうにしている

荷物を持ってあげ

『藍菊蝶』

和服姿の女性と出会う

丁度

軽く食事をする所に

お邪魔した

和服姿の女性が作った料理が

亡き奥さんの味付けと

同じであった

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