テキストサイズ

『無題』(今現在は)

第3章 ~出来ない訪問~

冬風冬美は三人に説明をした

「何や身勝手なお兄さんやなぁ…継ぐ気あらへん言うとったはずやのに…。」

と怒りを露にして

言う夏風夏希

「仕方がありません…。兄も何がしたいのか分からないまま…大学生活をしていましたし…。」

と兄の気持ちも分かる様な

言い方をする冬風冬美

「せやけんど…。?」

「冬美ちゃんは花以外で何か好きな事は無いの?」

と聞く秋風秋恵

「花以外にですか?…色々な本を読む事でしょうか?」

と答える冬風冬美

「確かに冬美ちゃん、休み時間に難しい本、読んでるよね?」

と言う春風春菜

「難しくは、ありませんよ(笑)。今度、お貸し致しましょうか?春菜さんも読めば面白いですよ(笑)。」

と言う冬風冬美に

「無理無理!ちんぷんかんぷん(泣)。」

と慌てて御断りする

春風春菜

「春菜じゃ、無理やなぁ(笑)。」

「夏希ちゃんは読めるの!?」

「私か?無理や(キッパリ)。」

ガクッとなる春風春菜

笑う冬風冬美と秋風秋恵

「冬美ちゃんが、やりたいと思う事が見つかるよ、きっと(笑)。」

「春菜さん…(笑)。」

春風春菜の言葉に何だか

そう思う冬風冬美

ストーリーメニュー

TOPTOPへ