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愛憎

第60章 あたしと台風

台風で
飛ばされたら

あなたに
逢えるかな

有り得ない想像が
あたしの
頭を占領する


悲しいとき
悔しいとき


複雑に流れて
流されていきそうになる毎日


あなたにも
あたしにも




『あなたがいるから
あたしは、大丈夫と言いたいし
あたしがいるから
あなたは、大丈夫だよ。』と


いつも
どこかで
そう
想っていたい


台風がきたら
あなたに
逢いにいけたらいいのに


そしたら
ぎゅっと抱き締めて


一人ぢゃないと


想えるのに…

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