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勇者と3人の仲間の冒険

第2章 隣町―ラフネラ―

防具屋「いらっしゃい!」

結衣「えっと、2000円以内で一通りの防具を揃えたいんですけど…」

防具屋「おっ!ラッキーだねお嬢ちゃん!今なら防具セットが10000円のところを2000円に割引してたんだ!これでいいかい?」

結衣「ラッキー♪それで」

防具屋「まいどあり!」

勇斗「ラッキー♪俺もその防具セット下さい」

防具屋「あー、すまんね兄ちゃん…在庫はこれだけなんだよね
バラでなら12000円だよ、どうする?」

勇斗「」

防具屋「まいどあり!」

勇斗「えぇっ!……12000なくなったら残り120360円…」

防具屋「金持ちだね兄ちゃん!ありあとーございましたぁ!まぁたお越し下さぁい!」

結衣「ついてないね…ククッ」

勇斗「最悪だ…」

結衣「まぁとりあえず装備してみよう」カチャカチャ…

勇斗「そうだな…」カチャカチャ

結衣「…結構重いね…」

勇斗「そうか?普通だろ」

結衣「えっ…あり得ない…」

勇斗「まぁしばらくすれば慣れるんじゃねーの?」

結衣「うん…
ところでさ、私たちってドラクエで言ったらどれくらいのレベルだろうね?」

勇斗「俺は10で、お前は2だな」

結衣「まずは特訓した方が良くない?」

勇斗「そうか…?じゃあスライムでも倒しに行くか」

結衣「ス、スライムは…怖いから他のにしようよ…」

勇斗「何言ってるんだよ…スライムが一番弱いんだぜ?ちゃんと武具買ったんだから大丈夫だろ」

結衣「…うん」

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