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勇者と3人の仲間の冒険

第2章 隣町―ラフネラ―

結衣「ふぁーあ…隣町に来たけど暇だねぇ…」

勇斗「そうだな…」

おばさん1「ねぇ、聞いた?魔の森に行った女の人が立て続けに消えちゃったんだって…」

おばさん2「あらぁ、怖いわねぇ…最近物騒な世の中になったものだよ」

結衣「…今の聞いた?」

勇斗「バッチリ聞いた」

結衣「どうする?どうする?」

勇斗「暇だしやるか…ところで魔の森にはモンスターも出るぞ
お前の職業に合わせて武器も買った方がいいな…お前の職業は?」

結衣「ぅ………」

勇斗「どうした?職業がないなら魔の森に行けないぞ」

結衣「一応…ある」

勇斗「なら良いんだが…何だ?ちなみに俺は名前の通り戦士だ」

結衣「私は―――


勇者…」

勇斗「勇…者!?マジかよ…あれ?勇者なのに何でこの世界が変わった理由を知らないんだ?国王から聞かされるはずだが」

結衣「あー…まぁ、色々あったんだよ
またいつか話すよ」

勇斗「そうか…じゃあまずは武器と防具を一通り買わなきゃな
俺も防具買っておこうかな…」

結衣「うん♪それは自分で買うね!」

勇斗「おう」

武器屋「らっしゃい!」

結衣「剣が欲しいんですけど…出来れば1000円以内で」

武器屋「おっ!ラッキーだねお嬢ちゃん
今ならこの2000の剣が半額だったんだ
切れ味も抜群だぜ!」

結衣「ラッキー♪それ下さい」

武器屋「まいどあり!」

勇斗「何買った…っておい!これは3000円で俺が買った奴だぞ!?なんで1000円で買ったんだ!?」

結衣「半額なってたから…てかそれでも2000円だよ
…騙されたねククッ」

勇斗「最悪だ…」

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