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狂愛カレシ

第1章 初めての彼氏


帰ろうと思ったけど好奇心には勝てず、そのまま聞き耳を立てた。



「…どうして!?何で!?…わたしのどこが気に食わないのよ!」



「……」



「答えてよ!…じゃないとわたし、絶対別れないから!」



……え?


別れる?



「はぁー…」


京くんが呆れたように深いため息をつく。


「な…何よ!」



あたしは不謹慎だけど別れ話と思い、益々気になって、少しだけ顔を出して覗いてみたら…

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