テキストサイズ

ギガキモス青春白書

第6章 Endless戦

プリクラを撮ってから電車で茶屋町へ。
駅につくとタクシーにのりかえ勇の職場へ。

17時。
勇をたずね工場の事務所に行った。
「こんにちは。」
と ひろが最近ねらってる総務の柳沢咲(26)
「こんにちは。わたくし温水勇の恋人です。」
「私はこのこの姉です。」
「はい。はじめまして。(美人ゴスロリ姉妹!でもなんでこんなかわいいこがあんなヒゲゴリの恋人?)」
「勇さんを呼んでいただけますか?恋人が来たと言えばわかりますわ。」
「少々お待ちください。」
咲は現場に電話をかけた。

「このあとキャバクラ行こうや!」
と 勇。
「おー!ええなそれ!」
と ひろ。
更衣室から出てきたとこで灰音と香織がいることに気づいた勇。
「ちょ…そっちダメ!」
と ひろの腕をつかむ。
「え?なんで?俺凛ちゃんナンパしてから帰る♪」
「俺いったん帰るけーまた連絡して!」
「うん。了解!」
勇は逃げるように裏口から自転車で帰っていった。

「あ、帰られたんですか。わかりました。失礼します。…申し訳ございませんついさっき現場出たみたいで…(うわっ!またあのジジーキタ!)」
凛が目を見開いたので灰音と香織は気になって後ろを振り向くと
「咲ちゃーん♪…あ。(香織ちゃん!?と…灰音ちゃん!?)」
「あらひろさんじゃございません?」
「灰音ちゃんと…香織…ちゃん?」
「えぇ。えぇ。そうですわよ。」
と 詰め寄り胸ぐらをつかむ。
ビビるひろをみてると笑いをこらえるのが大変な灰音と咲。
「勇はどこですの?」
「帰ったけど。」
「あぁ!?なんじゃとオッサン!!」
と 言葉づかいが一気にあらくなった香織にますますビビるひろ。
「ふざけんな!帰ったとか言っておめーがかくしとんじゃねんか!?」
と 灰音もひろにつめよる。
「ほんまにおらんって!勇は香織ちゃんと灰音ちゃんにビビって逃げ帰った!」
「んふふふ!」
と 口をおさえてトイレにかけこむ咲。
「ちょ…咲ちゃん!」
「あっはっはっは!あっはっはっは!ウケるー!」
と 咲の声がまる聞こえ。
「ざまーみろ!あのおなごにふられたな!」
「ふられてねーし!あ!やめ…!」
香織に殴られそうになってビビるひろ。
「あっはっはっは!あんたやっぱり空気読めんな!咲ってこはおめーなんかただのエロキモジジーとしか思っとらんのじゃけ!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ