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ギガキモス青春白書

第2章 阿修羅信心

美好は物陰で達也の下半身をみて楽しんでいた。
「私が元気にしてあげる。」
と 達也の下半身をさわりだす。
「あぁ…(灰音ちゃん)…美好…。」
「あのおっさんのよりおいしそう!大好き!いただきます!」
「どうぞ…お召し上がりください…あぁっ!」

卑猥な声に曇る正の顔。
気の毒に…と思いながら正から離れ美好に電話する。
「今なにしとん?メシ食いに行くって言っとるよ。」
と 中断させるためのうそをついた。
「私いま達也の食べてるからいらない。」
「きったねー!あのキモいヨナヨナしたやつのを!?」
と 気づいたら言ってた。
「汚くないし!!行きたかったら2人で行けば!?」
と 切った。
怒り心頭で正のもとへ帰る灰音。

電話ごしに聞こえた灰音の声に興奮する達也。
「美好。はらへった。行こう。」
「しょうがないわねー。」
と ころっと気分を変えた。

焼肉店 黄金で。
「達也どうぞ♪」
と 焼けた肉を達也の皿に入れる美好。
「ありがと。」
ひたすらみつめてくる達也にイラッとする灰音。美好はそんなこと全然気づいてない。
その場にいること事態にイラついてきた灰音。
「ちょっとトイレ行ってくる。」
「いってらっしゃい。」
と 正。

トイレへかけこみ。
まだ信心と連絡とれてないがかけてみるとひさしぶりにでた。
「灰音。心配かけてごめん。だいぶ元気になった!」
「よかった!」
「今な、黄金って焼き肉屋の駐車場におるんじゃけどあとから灰音の家行くから。」
「え!?ウチいまその店いるよ!早よ来て!」
「え!?かわった!」

トイレから急いで出るとなぜか達也がいてドン引き。
「灰音ちゃんアドレスと番号おしえて!」
「美好ちゃんに聞いて。」
「ねえ!お願い!!」
「しつけーな!!」
と 急いで離れる。
「待って!」
「あ!信心こっち!」
と 信心をひっぱって席へ。

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