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ギガキモス青春白書

第1章 島根の熊

家に帰り自分の夕食だけ作って食べた灰音。
食器を洗い終えてテレビをみていると、嫁いで初めてできた友達の神戸春香からメールがきた。開いて読んでみると。
「氣志團が松江でライブするんだって♪チケット2枚とったんだけど友達が行けなくなったから灰音ちゃん行かない?明日の夜なんだけど…って絶対行く!やっぱ熊の世話より氣志團だわ(≧▽≦)」
行く!って即返事出した灰音。

幸せ気分に浸ってると熊吉が帰って来るなり服を脱いで灰音のとこへやってきた。
「あれ?メシの用意は?」
「は?あんた食べてきたんじゃねーの?」
「食べたけどはらへった。」
「はぁ!?どんだけ食う気なん!?食費だけで働いた分が全部飛んで行くんじゃけど!!文句があるならなんとか言えーや!キタネー裸しやがって!!服着ぃ!!!」
「だって裸が一番楽だもん。それに…やろうや灰音!」
と 裸で詰め寄る熊吉に虫酸が走る灰音。
「よるなや!!」
と 近くにあったリモコンを熊吉に投げつけると頭にあたった。
「ごめんなさい!ごめんなさい!ママ…ママー!ママ助けてー!!」
「うっせんじゃてめー!ちょっと来い!」
と 熊吉の腕を掴み玄関へ。
「あぁ!やめて!やめてください!!」
全裸のまま熊吉を外に放り出し、ついでに脱ぎ捨ててた服を火箸で掴んで熊吉に投げ捨てた。
これで安心してすごせると思った灰音。
「邪魔者は消えた!」
と 大喜びでお風呂へ。

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