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ギガキモス青春白書

第1章 島根の熊

灰音に追い出された熊吉は母にもらったお金で気晴らしにキャバクラに来ていた。

「こんばんは!アイラです。よろしくお願いしまぁーす♪」
「よろしく!」
「指名ありがとね☆」
「いえいえ!かわいかったからつい指名しちゃった!」
「やぁーん☆超うれしい!お名前とかぁー、聞いちゃってもいいですか?」
「剛田熊吉。」
「じゃあクーちゃん♪クーちゃんはぁ、何してる人ですかぁ?」
「何してるようにみえる?」
「えー答えちゃっていいのぉ?やぁーん。なんだろ。無職?」
「…なんで知ってるの?」
「やだ当たっちゃった☆いえーい!」
「…すごいね………。」
「あ、何飲みます?」
「水割りで。」
「ウフフ♪OK☆」
と 水割りを作り始めるアイラ。
「はぁー…。」
「どうした?どうした?悩み事ー?」
「うん…。嫁姑問題勃発で家に帰っても居場所がなくて。」
「うんうんうん。」
「嫁が気強すぎて最近やらせてもらえないし…。」
「えー。超つらいじゃん。」
「アイラちゃん、今夜どう?」
「どうだろね♪」
「こうみえても俺うまいから!やろうよ。ね?」
「わかんにゃい♪はい!できたぁ☆ねぇ乾杯しよしよー!クーちゃんの嫁にぃカンパーイ♪」
「…え……。」
「アイラさん。指名入りました。」
と ボーイ。
「いえーい!うれしーZ!クーちゃんアイラ今名刺きれてるから渡せないんだけどぉ今度来た時も絶対絶対ぜーったい指名してね♪」
「うん!」
「ありがと☆じゃーねー♪」
近くにいたキャバ嬢ミクに
「アイラちゃん名刺きれてるの?」
と 聞かれ
「ううん!ぜんぜんっ!」
と 満面の笑みで答えた。
超傷ついた熊吉。
「よかったらこれどうぞ。」
と 自分の名刺を渡すミク。
「あぁありがと。…!(かわいいしエロい!)」
胸元に釘付け。
「指名してくれたら、クーちゃんの愛人になってもいいよ。」
と こしょこしょ話。
「指名します!」
「あ・り・が・と」
と 鼻の頭をさわる。
こうしてミクと熊吉は愛人関係に。

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