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あなただけを、ずっと。~裏庭物語~

第2章 私の季節





教室の中はいつも同じ風景に見えた








天気が良い日は窓からキラキラと光が射していて、私はその光に直接あたるために、教室を出てある場所へ向かう。




それはいつものことで、授業以外はいつもそこに行く。なぜか足が自然とその場所に行こうとする。









-私の居場所は校舎の裏庭-







高1の頃からいつもここに来ては、休みの時間は音楽を聞いたり、お昼時間はここでお弁当を食べている











寂しいって?



















-寂しくなんかないよ-







私はずっと1人で生きてるんだから

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