テキストサイズ

あなただけを、ずっと。~裏庭物語~

第3章 矢江亜嵐

亜嵐はそう呟いて、また彼女がいる裏庭を見た











「桃ちゃん…こっち向いてくれないかなー」



「俺はこんなに見てるのに…」





すると突然…














「おい!亜嵐!何してんのー?」






「ぉわっ!神崎っ!?ビビッた…」





「お前ひでぇー!俺がせっかくぼんやりしている君に渇をいれてやろーと思ったのに~」




「お前に言われたくないんだけど」






「ていうか、何してんだよ?」













「んー?教えない。」










「まぁ、何を見てるかは大体わかるけどな?桃ちゃんだろ?」





「おぃ、気軽に名前呼ぶなよ」





「別にいいじゃーん!でもあの子って…」



神崎が言いかけたところに…














「神崎くーん!」










「わっ!千里ちゃんっ?」


神崎の彼女の千里が神崎に抱きつく





「どうしたの?ちさちゃん」








「お昼一緒に食べようよー」















「わりっ!亜嵐!彼女が呼んでるからそろそろ行くわ!」

そう言って神崎が去っていった






いや、別に呼んでないけど…まぁいいや。













ストーリーメニュー

TOPTOPへ