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その後、食事を一緒に橋龍がとってくれないという話になった。いつもいつもは無理よと弥生もいったが、自分だけ弁当を買ってくる話をしたら、弥生もそれはちょっとおかしいわねといってくれて、私がいってあげるということになった。いっても怒るだけですよと幸江がいったが、大丈夫、何とかして上げるといってくれたが、橋龍は、意固地な男でそう簡単に弥生が言ったからといって、はい分かりましたとはなりそうにない。
橋龍「どうしたんだ。何で、君がいるの」
弥生「来ちゃ、悪いですか。来てもかまわないっていったじゃない」
橋龍「どうしたんだよ。機嫌悪いね」
弥生「悪くないわよ。いつもこんな感じよ」
橋龍「そうかな。何、みんなご飯は食べたの」
弥生「きいたら、あなた、毎日弁当買ってきて、一人で食べてるんだって」
初江「お酒を飲みに行く日もよくあるけど」
橋龍「しょうがないだろう。仕事があるんだ」
幸江「うまく作れるようになったら、一緒に食べてくれるっていったのは、ほんとうですよね」
橋龍「もう、私のことはほっときなさいよ」
弥生「家族が別々に食事っていうのは、問題あるわね」
橋龍「家族。この子たちがか」
弥生「当分、一緒に暮らすんでしょ」
橋龍「ああ」
弥生「それだったら家族と同じよ」
橋龍「そんなことはない」