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狼彼氏!?

第1章 嵐のような

『そ、そうですね!人間ですもんね!』


噂じゃ人間離れした動きで喧嘩するらしいけど…

「ってか、ちさ…お前さ?いつもあんな目にあってんのか?」


え?今私の名前言った?


『え?』


「だからお前よく痴漢に遭うのか?って聞いてんだよ」


『今日は、寝坊しちゃって…いつもの電車、乗れなくて』


「ふ~ん、よく寝坊すんの?」


よく寝坊する…かな?


ん~…


『週二か週三くらい寝坊しちゃうかな?』


「割と多いな」


あ、やっぱり多いか…


『うん起きれなくてっ』


私は、ちょっと恥ずかしくて笑いながらそう言った。

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