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狼彼氏!?

第1章 嵐のような

『あっ…えっ…』


空いた口が塞がらない


まさにその状態…


怖くて後ずさりしそうになったが足がすくんで動かない。


「大丈夫か?鳩が豆鉄砲食らったような顔してるぜ?」


嶋津琥は、笑いながらそう言った。


あ…笑うんだ。


なんか少しほっとした。


「…なんだよ、俺の顔なんかついてっか?」


はっ!急に笑顔になるからつい見とれてた。


『えっと…笑った所初めて見たので…』


「初めてじゃねーよ」


『えっ?』


初めてじゃない?


「俺だって笑うに決まってんだろ?ロボットじゃあるまいし」


あ、そう言うことか!


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