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狼彼氏!?

第2章 人気者

すると琥君は、殴られたのにもビクともせず…



私の耳元で…


「ほら後ろ向いてて…すぐ終わるから」


そう言って私の体を反転させた。


『こ…こ…うくん?』


でも琥君は、答えることなく…


「先輩…また病院行きましょうか?」


「んだとコラァ!!」


ボコっ


ボコっ


鈍い音が聞こえてくる。


たぶん…どっちかがどっちかを…殴ってる


「ったく目障りなんだよ!!!!!ぉらっ!!!!!」


そう琥君が言うと…


ボコっ


また鈍い音が走った


私は、耐えきれなくなり振り返り琥君を見た。


そして私は、驚いた。


余裕そうな顔の琥君と地面に這いつくばる先輩とやら…





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