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狼彼氏!?

第2章 人気者

「よぉ!琥、おはよ~」


明るい声でそう言ったのは、短髪に茶髪…ワックスで髪を立てた人。


その人は、琥君の元へ近づいてきた。


「よー、瑛。」


すると琥君の友達の瑛君とやらが私の顔をじーっと見つめたきた。


うわっ…この人…目おっきい!!


「ねぇ!琥…この子誰?」


瑛君は、私を指差しながら琥君に聞いた。


「あーこいつ鳩。俺の彼女」


「何鳩って?」


あ、そう言えば私も気になった。


「さっき鳩が豆鉄砲食らった顔してたから…鳩」


「はは!なるほどねぇ~って!!!!!!か、彼女!!!!!?」


瑛君とやらは、“彼女”と聞いてびっくりしてえいる様だった。


そして私をまたじっと見て…


「俺、夜神瑛!てるりんとか、てるるんとか、好きに呼んで!」


と元気に言ってきた。


『わ、私はっ…』


そう言いかけた時…


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