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狼彼氏!?

第34章 【眠り】

俺が憎くて仕方ないはずなのに…


この2人は、俺に“悪くない”なんて言ってくれて


「…ほら、琥君……ちさの側に居てあげて」


そう言われ俺は、ちさの顔を覗いた


『………っ』


静かに眠るちさ…


その姿を見るとまた涙が流れた


『ちさっ……ごめんな…ちさっ』


ちさの小さな手を握りただ泣くしかなかった



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