テキストサイズ

ショタコイ

第5章 イブク、オモイ。



彩の異常な愛撫に、不思議と由は目に見える傷と共に、心に負った傷も癒されていくような気がした。


二週間ほど前から、この行動は日常的で、始めは彩に一方的に舐められていた由も、次第に彩を舐め返すようになった。


「彩さん…」


この行為の間、彩は由の呼び掛けに全く応じない。


未だ段ボールの散らかる閑散とした部屋に、ただ生々しい水音だけが響くのだ。


そして、由が彩を舐め始めると、獣同士が厭いあうような光景に変化していく。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ