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従兄弟は人造人間!?

第2章 死の淵からの生還


俺「あの~話がわからないんですけど…というより俺に関係ありますか?」

御門「あるわ。単刀直入に言うとアナタはその一族の魔末にあたるわ」

俺「うぇえ?」

変な言葉になっちまった。

御門さんはさっきなんと言った?

《アナタはその一族の魔末》?何をおっしゃいますか、国籍も育ちも地球の日本ですよ。

殺し屋とかワロスw

御門「証拠ならあるわよ。あなたが意識を失う間際の事を覚えてる?」

というと事故にあった時だな。

俺は首を縦に振る。

御門「あの時に私の持っていた特殊な磁波を感知する装置が作動したのよ。発信源はアナタからだったわ」

と言って御門さんは黒にカードを取り出した。

御門「そしてその特殊な磁波は地球人は持っていないの。これが何を意味するか分かる?」

俺「」

無いはずの心臓が猛スピードで脈打つような心境に陥った。

俺「正直分からないです。というより失礼ですけど御門さんが怪しいです」

御門「私が嘘を並べると?」

俺「はい」

まぁ出会って間もない人のことを信じるのはちょっと無理があると思う。

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