従兄弟は人造人間!?
第2章 死の淵からの生還
御門「アナタの心臓移植手術ができるけどする?リスクがかなりデカいんだけど」
俺「普通とどう違うんですか?」
御門「フレイム星人の心臓を使うから適合しないと血管が蒸発して死んじゃうわ」
超リスク高ぇーな!?おい!?
地球人のは無いのかよ!?
御門「大丈夫よ、助っ人も呼んでるし、それに私を誰だと思ってるの?」
俺「助っ人?」
御門「目が覚めたら会えるわ」
不安だ。
助っ人?信用していいのかな?
プスッ
内心でそんな事を考えていると、御門さんが小型銃を一発発砲してきた。
弾は俺の首に当たる。
当たった時に弾は貫通せずに刺さったから俺はそれが弾ではなく針であると理解出来た。
あれ?急に眠気が…。
どうやら針は麻酔針のようだ。
身体全体が強烈な脱力感に包まれる。
そしてそのまま、深い闇に吸い込まれるように俺は眠りについた。
ー御門sideー
春「スースー…」
どうやら麻酔が効いたようね。
キィー…
後ろの扉が開く。
私はその音に気づき振り向く。
?「眠った?」
御門「えぇ。たった今、…始めるわよ」
私は春くんが眠っているベッドを隣の部屋に運ぶ。
そして、新しく来た助っ人とともに手術を始めた。