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従兄弟は人造人間!?

第3章 新たな肉体となって…


?「h…る……くん…春くん?」

誰かの呼びかけで目を覚ます。

ゴポゴポゴポ

俺は呼びかけに答えようと口を開く。

と、同時に空気の泡が口から漏れ出す。

それに視界がやけに黄色っぽい液体に包まれているのが分かる。

しかし、何故か液体に包まれているのにも関わらず、呼吸が出来ている。

初めは焦って口を閉じていたが、この液体が無害のモノであると認識するのにかなり時間がかかった。

御門「気がついたかしら?」

俺の入っているカプセルのようなケースの目の前に御門さんが立っていた。

俺は返事を返す。

俺「まだ身体にダルさが残って居ます。それと何か体が熱いです」

?「成功したの?」

すると、御門さんとは別の人の声が聞こえてきた。

俺はそっちに目を向ける。

そこにはとても胸が大きくて、金髪の長髪に眼鏡をかけた女性がいた。

この人かな?助っ人って。

俺「えっと…」

?「私は ティアーユ・ルナティークです。春くんの人体実験(オペ)の助っ人として来ました 」

俺「よろしくお願いします」

御門さんの助手って事はこの人も宇宙人なのかな?

御門「春くんがなかなか起きなかったからどうしようかと思ったわ」

俺「3、4時間ぐらいじゃないんですか?」

普通の手術ってそんくらいの時間で終わるよな?

ティア「えっと…丸々1週間ですね」

俺「(゚Д゚;)!?」

い、一週間…だ…と!?

御門「おかげで同時進行で行った実験が完璧に成功したわ」

俺「?」

俺が何の事かさっぱり分からないというような顔をしているとティアさんが優しく教えてくれた。

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