鳴宮くんは悪い子‼
第8章 陸と鳴宮と眼鏡くん
「?えみ、こいつ誰?」
え!?えーと…
私が言う前に、本人が自己紹介をした。
「1の4、鳴宮和輝だ」
「…4?」
陸の顔で、なにが言いたいかわかった。
『お前、あの鳴宮とどういう関係だ?』
はい…
何度も言うようですが…
水をかけた仲です…(-_-;)
「それより、何えみのカレー食ってんだよ。お前、えみの何?」
それに、鳴宮はガン飛ばしながら呟く。
「…キス仲間だっ」
うっわ!!!!こいつ何言ってんの!?
せめてそこは彼氏とか、友達とかって言っておこうよ!!!!
よりによってなんでキス仲間よ!?ここは日本だぜ?にぃさん。
Can you speak English!?
アナタノアタマドウカシテルネッ!!
…………いかん。私の頭の方がどうかしてる。
「はぁ?えみ、それガチ?」
首が鳴宮から私へと移る。
キス仲間なわきゃねーだろっ!!
何年一緒にいるんだよ!?
私が簡単にキスを許すとでも!?
「…うん」
ところがどっとこい、しちゃったんだなぁ(●∋д∈●;)