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鳴宮くんは悪い子‼

第9章 ま、まぢか…(´`:)






 ドサッ――――――――


「きゃ……ちょ、放し…」

教室は普段使われない資料室で、本のたくさん重なる中、鳴宮は私を床に倒した。

ヤバい、ヤバい…っ

「なる……っ」

鳴宮は、さっきまでの子供っぽい表情じゃなくて……
男の人、の顔になってる………。

怖い……


「…えみ。キス、してぃ?」


へ?
ちょ、返事まだ…………



チュッ……

「ん……っ」

何度もキスを重ね、今度は固く閉じていた目に、鳴宮はキスをした。

「くすぐった……」
「…えみ。お前、可愛いな」


はぁ!?何言ってんの!????
ほんとに、鳴宮???


「んむ……チュ…クチュ……」

両腕は鳴宮の腕に固定され、足と足の間には鳴宮の足が。
けっこう………えろぃ体勢なう……///

「付き合ってもないのに……っこんな…」

キスを拒みそう呟くと、鳴宮の声が上から降ってきた。


「付き合いたいか?」

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