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キス☆

第1章 プロローグーside柚ー

・・・・・・って、
おーい。

ヤバいぞ俺。


柚はそんな妄想に支配されそうになった頭をガシガシと掻きながら、現実に戻った。


その時、



「また、後ろ乗るか?どっか行くか?」



唐突に瑞希が提案してきた。

柚は顔をあげて瑞希を見る。


同じクラスメイトとして、春から一緒ではあったがあまり交流はなかったように思う。

何がしたいのだろうか。柚の何に興味をもったのだろうか・・・
ちょっかい出して楽しいのだろうか・・・などと頭の中をよぎる。


表情からは何考えてるんだかわからなかったが・・

せっかくだし行ってみよう!とおもった。

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