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土曜日の逢瀬

第3章 二人の過去(高校時代)

カウンターで店員さんに

「フリータイムで!」

というハイテンションな拓真の声に、


(今日はオールだぁと覚悟を決める。
まぁ、2次会になった時点で
そうなる予感はしてたけど。笑)


部屋に案内されて、
ドリンクメニューを見ていると…

「お疲れ~!遅くなったわ!!」


蓮登場~!


「あっ咲ちゃん嬉しそう
ですなぁ~(´-ω-`)」

私と優子がニヤニヤしてると…


「蓮っ!!お前、教えろよ。
俺超~ショックだったんだけど!」

とまた絡む拓真。


「えっ?なに何の話??(´・_・`)」

この場に来たばかりの蓮は
キョトンとして咲ちゃんを見る。


「ごめん…蓮。
酔った勢いで言っちゃった!」

「え?俺らの事??
まぁ、今さら隠す必要もねーけどな。」

謝る咲ちゃんに別に
気にする様子もない蓮。


「あれ?智樹と彩香来てないの?」

「もー帰った!!デートだってv笑」

「そっかぁ、会いたかったな。
ってかコイツなんで
こんな酔ってるんだよ^_^;」

と蓮が拓真を指さして笑う。

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