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土曜日の逢瀬

第4章 3年前の話

「これ変じゃないかな〜?」
鏡の前でにらめっこしてる自分。

(あーもう…スッピンじゃん>_<)

気分は初デート!?笑

舞い上がってる気持ちを
落ち着かせて急いで支度をする。


電話を切ってから30分
くらいしてまた携帯が鳴った。


「あっ!シノ~?着いた!」

「はいよー!駐車場??」


「うん。そーだよ!」

「今行く~♪ちょっと待ってて!」


電話を切ってからもう一度
鏡の前でチェック!

(よし!OK^_−☆)

鍵を掛けて深呼吸してから
駐車場に向かう。


(あっ、みっけ。)

手を振ると修二も気がついたみたい。


助手席のドアを開けて乗り込むと…

「久しぶりじゃーん!
元気だった??」

電話と同じテンションで
話しかけてくる修二。

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