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二度目の恋

第2章 臆病な自分と、優しい彼と

アラフィフ…アラフィフ…ということは…

「え!?」


宮崎の言葉にかなみは目を丸くした。


「あれ、野瀬ちゃん知らなかった?」


かおるに聞かれて、驚いた顔のまま、大きく肯く。


随分前に年齢を聞いたときは、デーモン閣下より年下で、かなみより年上。


干支を聞いたら、未と猿の間。


産まれた西暦を聞けば、1467年。


まともに答えてもらっていなかった。


宮崎は割と背も高いし、顔も古い言い方で言うところの「甘いマスク」。


しゃべらなかったらモテるだろうに…


コレは社内の女子社員の殆どが思っていることだろう。


確かにデーモン閣下よりは年下だけど…

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