
オオカミは肉食系ベジタリアン!?
第3章 *Come here -- No = Yes !?
ミ「ふわふわ…」
オ「喜んでくれて嬉しいよ」
ミ「うむ…これは、嬉しい…」
オ「改めて、俺の家にようこそ、ミルティ」
ミルティの前にしゃがみこむ。
オ「俺の名前はルウ」
ルウ(以下ル)「昔からオオカミの中でホントの名前を教えるのは、絶対の信用の証」
ル「ミルティを愛していることへの、忠誠の証」
昔からオオカミの中では見ず知らずのモノや、信用の出来ないモノに、
真の名前を知られてはならないという古臭いしきたりがある。
『名前を教えるとは魂の端を捕まれるのと同じこと』なのだ。
ル「それほどまでに愛しています…」チュッ
ミルティの手を取り、キスを落とす。
