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-イジメ-

第2章 -華-ハナ





サイテーだ。

こう気付いた時には遅かった。

私が階段を降りている
華の背中を押した。

華は目を潰した。
てすりに掴まり、角に目を
ぶつけた。

華の右目はもう戻らない。


普通の生徒だったら
ここで先生に全て言うはずだ。

だけど華はなにも言わなかった。
私たちを許したのだ。




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