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春夏秋冬

第1章 出会いの春?

僕が玄関へ行くとお母さんと2人知らない人がいた。

「裕輝、こちら今日隣に引っ越してきた本永さんよ。挨拶しなさい!」

「こんにちは!」

「こんにちは。本永っていいます。裕輝は何才?」

「8才!」

「あら!じゃあこの子と同じね!家の子美桜って言うんですけどこの子も8才なんですよ!」

「そうなんですか?」

「えぇそうなんです。だから仲良くしてね?」

「うん!」

「どうぞ中でゆっくりしていて下さい。その間は子どもたちは裕輝の部屋で遊んでもらって」

「いいんですか?」

「えぇ、どうせだったらご飯もご一緒にどうです?」
「そんな~、悪いわ」

「いいんですよ!上がって下さい。」

「そうですか?じゃあお言葉に甘えて!」

「裕輝、美桜ちゃんとお部屋で遊んでて」

「はーい」

お母さんたちはリビング、僕と美桜ちゃん?は僕の部屋へ向かった。

………。

沈黙が続く。

「なに…する?」

この沈黙から逃れたかった僕は美桜ちゃんよりさきにきりだした。

すると、

「ゆう…き…くんの…好きなことで…いいよ」

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