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「ようこそ、未唯様はこちらへ」


旅館に入り
女将さんに案内された部屋は
一人には少し大きめですが
未唯ちゃん専用の部屋のようです


「未唯ちゃんは特別に一人部屋を用意したわ。その部屋は、未唯ちゃんしか入れないから…好きな殿方連れ込みなさい！」


さっきバスガイドさんに
言われた言葉を思い出し
赤くなってしまう未唯ちゃん


「未唯様…？」

「す、すみませんっ//」

「ふふ。未唯様は可愛らしいですね…当旅館も未唯様に利用して頂き嬉しです」

「そ、そんな…とんでもない//」


未唯ちゃんは
どこへ行っても特別扱いですね


「もうすぐ、夕食になります。また呼びに来ますので…しばし、お待ちくださいませ」


女将さんが出て行った後
ゆっくりと部屋を見て回る未唯ちゃん


そんな時、

コンコン

ノックの音がしました。

さて…誰が来たのでしょうか？