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幼なじみ

第2章 心のモヤモヤ





「彼女できた!」



 なんの変哲もない毎日を過ごしていたある日、翔の口からそんな言葉が飛び出た。



「…へえ」



こいつに彼女が出来るなんてのは、珍しいことではない。


俺は特に興味を示すこともなく、昼飯の焼きそばパン頬張る。



「…へえ…ってなんだよお!彼女が出来たんだぞ?!お前の親友にか の じ ょが!!」



「あーはいはい。誰?」



飯中に隣でぎゃあぎゃあ騒がれても迷惑なので、俺は仕方なく聞いてやった。



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