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ボカロ物語長編集

第2章 ありがとう





午前の大忙しから逃れ
私と恋は休憩に入った。


「なにから行くー?」


「んーお化け屋敷?」


「えっ…」


お化け屋敷やだなぁ。

少し友達のクラスを
覗いたことがあるけど
あの時はすごく怖かった。


「行くよ、行くよー!」


「えっちょっ、……」


恋は私の手を引いて
お化け屋敷へと向かう。






【恐怖の館】


「いらっしゃいませ。

メイドと執事さんが入りまぁす!」



なんていう、受け付けなんだ

と、思いながら

そろりそろりと入る。



薄暗くてすでに怖い。



 

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