テキストサイズ

そして世界はすべて変わる

第2章 俺の夢


(んーーー…、なんか騒がしいな…)


その瞬間琢也の目に、みきのつけている指輪がうつった。


「ーーーッ!!!返せッ!!!」


「キャッ」


いきなり寝ていた琢也が起き上がり、びっくりしたみきは思わず声をあげた。


琢也はみきを睨んだ。


「イヤ。
もう別れたんでしょ?!
いーじゃん、私これほしい!私と付き合おーよ!」


…本当ダメだな、俺。


やっぱり忘れるなんて無理だ。


「…返してくれ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ