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365日。

第2章 ありがとう。

ザワザワ―――、、

揺れる地面。
熱い………、、、

「奏多くん!?しっかりして!!」

「静かに。」
保健室――――

クーラーが効いていて
今一番生きたい所……………なハズ。

「真実………奏多くんどうしちゃったの……?」
あの、可愛いらしいつかさが
私に訴えかけてくる。
私も分かんないよ……


あの時…
奏多は机に血を吐いていた。
ワタシもそれから……………??

現実―――――
コレ、現実?
さっきまで元気だった奏多。
なのに、今
無数の先生に囲まれて
寝ている奏多。
そして点滴を……

「…………っっ!!!!うっ……ヒッ!うぅ………………!!!」


泣き声――、

ワタシだって泣きたいよ。
大好きな奏多が……
奏多…

お願いします。
神さま……

ワタシ、今なら奏多の為に泣けるよ。
だから、



『助けて。』

そう、今、伝えたい。

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