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365日。

第2章 ありがとう。

「………じゃあ…これでワタシは……」

パシっ!!

「…!!!??」
腕を掴んでくる。誰……??
「…………。奏多くん…真実好きなの?」

ワタシを掴んでいるの、間違えなく奏多だ。
イヤだ。
「止めて!!!!」

ワタシの思考回路が止まった。ワタシ……
強がり言ってるよ。

止めてなんて。
「奏多くん、真実、どうしちゃったのぉ?」

ドクドク……バクバク…………
コイツの事だもん、どうせ、深い意味ないよ。

「真実ちゃん、えーと…つかさをよろしくね。」

「はい!…………っっ。」

ワタシ、どうしちゃったの。熱いよ。
泣きたいよ。
強がりなんていいたくないよ。
甘えたいよ。
思いっきり抱きしめてみたいよ。

「……………っっ!!!!もう…!嫌っっ!!!!」

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